よろず建物因縁帳

Amazon KindleUnlimitedでシリーズ第1巻『鬼の蔵』を読んだところ、面白くてドハマり、とうとう既刊すべて揃えてしまいました。
民俗学をテーマにしたホラーです。陰惨かつ悲しい歴史を持つ古い建物と土地を舞台に起こる、謎の死亡事件と怪奇現象。それらを個性豊かで魅力的な登場人物たちが解決していきます。

主人公の高沢春菜(たかざわ・はな)は広告代理店に勤めるキャリアウーマン。男性の多い業界で「負けたくない」という意地から常に戦闘モード。そのため最初は愛想が悪く余計な一言が多く、気が強くて冷たくて可愛げのない印象を受けます。(春菜ちゃん、ごめん💦)しかし数々の事件や人との出会いを通して、彼女自身の内面や仕事との向き合い方への意識が少しずつ変わっていきます。「縁」や「物事の自然な流れ」等読者も気付かされることが多く、春菜といっしょに成長していくように感じます。
そして春菜と不思議な縁でつながれたイケメン曳き屋師・仙龍との関係も大きな見どころです。

第1巻を読んだのがKindleだった流れで『犬神の杜』までは電子書籍で買っていました。
しかし気に入った本はやはり紙書籍で手元に置いて、いつでも開けるようにしておきたい!というわけで思い切って実本を揃えました。

現在は第6巻「堕天使堂」を読んでいるところです。シリーズは第10巻の「穏温羅」で完結とのこと。寂しくなります。

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