90年代の懐かしい作品

友人宅にて数十年ぶりに私の原稿が見つかり、このたび返送してくれました!
同人誌用原稿用紙にペンとトーンのアナログ仕上げです。
友人が主催する本に寄稿したもので、ずっと保管していてくれたそうです。(どうもありがとう💖)
ちなみに作品は当時親しかったまた別の友人との合作です。絵の枠外にお互いにメッセージを書き合っていて『90年代前後の同人誌だなあ』と懐かしく温かい気持ちになりました。

続いて以下は、自宅の年末大掃除のときに出てきた絵とコピー本です。

写真左上の赤い本の表紙は、デザインカッターで一枚一枚自分で型抜きして、中の絵が見えるように作りました。タイトル文字にはエンボスパウダーとラメパウダーを使ってキラキラさせています。しおりの端はクラフトハサミでカット。色印刷は全て懐かしのプリントゴッコです。
コピー本は装丁に凝るのが楽しくて、毎回いろいろ試していました。それこそレースの遊び紙等も使いたかったのですが、当時の市販のレースペーパーではサイズが合わずに断念。そんな長年の憧れをついに叶えたのが、先日もご紹介したホリーのお誕生日本です。(印刷・製本プリントオンさん)

新旧並べてみると、今も昔も作風には変わりありません。しかし絵柄は時代とともに少しずつ変化していて、無意識のうちにそのときの流行を取り込んでいるようです。これからも自分の作風や好きなものに対する気持ちを大切にしつつも、時代に合わせて柔軟な姿勢で創作に取り組んでいきたいです。

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